引き渡し時から1年半が経ち、いろいろなところに少しずつ変化が出始めているようです。
今回は建具についてです。
1日の扉の開閉の頻度は多いため、不具合が出るのは仕方のない部分ですので、今後のためにもしっかりメンテナンスのコツを掴みました。
メンテナンスマニュアル
一条工務店から頂いた、『メンテナンスマニュアル』の中にメンテナンス方法が書いてあります。
『8.建具 → 吊り引き戸・スリットスライダーの調整方法』を参照しました。
建具調整
我が家の扉のほとんどは吊り引き戸になっています。
特に1階は浴室・シューズクローク以外は、吊り引き戸になっています。
スリッドスライダーとは種類が違いますが、構造は同じようでした。
傾いている吊り引き戸
とある休日に、お風呂掃除をしていた時、外が明るかったので電気を点けていなかったのですが、洗面所の扉を見ると…
キッチンからの光が扉の隙間から見えたのですが、
ちょっと傾いている?!
上下で光の量が違うので扉は傾いているのですが、扉を開け閉めしても異常は感じられません。
異常がなければいいかと思いましたが、気になってしまいメンテナンスすることにしました。
調整方法
調整方法は簡単で、扉の上部についているネジを回すことで調整します。
吊り引き戸にも書かれているので、ネジを回す方向には迷うことはないと思います。
今回の場合、扉が傾いているので、吊り引き戸を上下することで調整してみました。
図を見てもらうと、2箇所の調整箇所をどのように調整したら、扉の傾きが直るのか想像できると思います。
上手く調整するポイントは、
途中で、どっちに調整するのかわからなくなるので、左右・上下どちらに調整したいのか確認しておいた方がよかったです。
とりあえず回してみよう!と、やってしまうと、失敗の元でした。(私自身)
結果
無事、光が見えることなく、扉の傾きを直すことができました。
回す方向がわかっていれば、すぐに調整ができると思います。
注意する点は、私のように上下だけでなく左右の調整など、色々調整し始めてしまうと、直っているのか、わからなくなってしまいます。(反省)
下手に調整してしまうと、扉が何かに引っかかってるように重たくなってしまったり、半自動的に扉が閉まってしまうようになりました。
また、鍵がついているタイプのものは、鍵がかからなくなる場合もあるので、意外と調整は繊細にする必要がありそうです。
余談ですが、ピタっと収まってもご覧の通り、上部はスカスカなので、空気の通りに影響はあまりないのかもしれません。
まとめ
吊り引き戸の調整をメンテナンスマニュアルを見て実施しました。
ポイントは、扉をどのように動かせばいいか、ネジで調整する前に把握しておくことです。
ピタっと扉が収まるようになり、見栄えはバッチリになりました。
光が漏れていても開閉に影響はそれほどなく、あまり気にする必要はありませんが、鍵の調整、トイレの光を漏れなくしたいときなどは調整する必要があります。
意外と繊細な調整が必要なので、場合によっては、アフターメンテナンスを頼って調整してもらうこともできるのではないでしょうか。