今年の梅雨入りは5月中旬と発表され、例年より21日早かったそうです。
早く明けて欲しいですが、梅雨明け予想は7月中旬みたいです。
今回は、雨の日に我が家を悩ませていた、「雨音」についてです。
一条工務店i-smartの我が家は、少々の雨が降っても雨音は聞こえません。
入居後のこれまで、我が家特有の問題だったのか床暖房の装置からの異音など、営業さんや一条アプリのアフターメンテナンスを使って、異音を解決してきました。
それでも住み始めると気づいたのが、「雨音」です。
なにやら、風呂場からポトンポトンと音が響きます。
浴室に響く雨音
音が気になって、浴室を確認しても異常は見当たりません。
耳を澄まして探してみると、換気扇の中から音がしていることがわかりました。
雨の日に音がするので、換気扇内部に異常があるのではないかと、営業さんに確認をしたところ、換気扇内部に異常はなく、外の排気口から音がしているということがわかりました。
どうにかして欲しいと頼んだところ、具体的に何かやってもらうことはなく、排気口の上になにかカバーをするのはどうかと、提案をいただいただけでした。
なにか対策をして欲しかったんですが…残念です。
仕方なく、自分で対策をすることにしました。
問題の排気口
問題の排気口はこれです。
外壁から四角い排気口が出ています。
なぜ雨音がするのか図にすると↓
排気口の上には屋根はないので、雨さらしではあるのですが、排気口の上を見上げると、外壁上部のカバーと思われる部分が少し出ていることがわかりました。
そのカバーのエッジから雨粒がポタッポタッっと落ちてきて、排気口上部に当たっていました。
雨の日に濡れながら確認したので、間違いありません。
排気口の上部に雨粒が落ち、当たることで雨音が浴室内に響くことがわかりました。
太鼓(小鼓)を鳴らしたような音がします。
構造上の問題だと思うのですが、対策してほしかったところです。
雨音対策
1.雨粒が当たる部分をカバーする
考えた対策は、雨粒が排気口の上に当たらないようにカバーすることでした。
屋外なので、雨風に強い材料が必要だと思い、ホームセンターで探したところ、見つけたのがこのゴムです。
「WAKI EPDMスポンジゴム EPT-04S」
排気口の上部の大きさは約190mm×60mmなので、その大きさに合うようなものを探すと、100mm×100mmで売っていました。
厚みがあまり薄いと効果がないと思い、厚さは10mmのものにしました。
価格は120円くらいでした。
ゴムもいろいろ種類があって、両面テープがついているものは取り付けが簡単そうでした。
一応、気にしたのが耐候性でした。
雨風・日光など屋外の環境は厳しいので、性能の良いものが良いと思い「EPDMスポンジゴム」にしてみました。
少し不安なのが、両面テープがスポンジゴムに付きにくかったことです。
両面テープは強力なものを使用していますが、両面テープとスポンジゴムの密着があまりよくない感じがしました。
様子を見て、剥がれ落ちてないか確認していきたいと思います。
追記) 後日、雨音がしないか、耳を済ませると…雨音が響きました!
すいません。この対策では、不十分だったようです。
雨粒の衝撃は、厚さ10mmのスポンジゴムでは吸収できなかったようです。
追記2) 時間はかかりましたが、ようやく対策が完了しました!
詳しくはこちらからどうぞ↓
2.雨粒を落とさせない
もう一つ考えたのが、雨粒を落とさせないようにすることでした。
雨粒が溜まらないように工夫をしてやれば、ポタポタ落ちることはありません。
いざ、やってみようとすると、外壁カバーの高さが地上から高い!
外壁側からは到底届きそうにもなく、長いはしごが必要な状況でした。
バルコニー側からのアプローチも考えたのですが、それなりの高さが必要でしたので、今回は諦めることにしました。
排気口の上のスポンジゴムのカバー効果があれば、とりあえずはOKと判断しました。
根本的には、雨粒を落とさせないことが必要と思っているので、タイミングが来たらチャレンジしてみようと思います。
まとめ
雨の日に我が家を悩ませていた、雨音問題は応急処置ではまだまだ解決できませんでした。
雨粒が当たる部分をカバーすることで、浴室内に響き渡ることを押さえられると思いましたが、水滴の振動は伝わってしまうようです。
住んでからではなく、設計の段階で対策をしていただきたい部分ではありますね。
防音に優れた一条工務店の家なので、音に敏感になってしまうのですが、近くの田んぼから聞こえるカエルの大合唱が全く気にならないほど家の中は静かなので、恩恵はとても感じています。
同じような排気口はトイレ、キッチンも同じような構造になっているので、設計の段階でチェックしてみるといいかもしれません。
何か対策をしてくれるかもしれません。
屋根の位置を動かすことは難しいですが、今回の対策は入居後できることでした。
失敗とはなりましたが、参考にしてみてください。