2020-2021 冬季 i-smartⅡの電気使用量と電気代まとめ

一条工務店
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季節外れになってしまいましたが、2020-2021年冬季の電気使用量と電気代について、データがまとまったので紹介したいと思います。

一条工務店i-smartで過ごしたこの冬は、寒いと感じることは少なく、快適に過ごせた冬でした。

一方で、快適な生活の代償として、やはり気になるのが電気代です。

高気密・高断熱住宅は、省エネが売りでもあるので、電気代は気になるところです。

生活パターンは各家庭それぞれなので比較にならないかもしれませんが、3人家族の我が家の一例をご覧ください。

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太陽光発電

我が家は太陽光発電パネルを設置しています。

10年間は売電価格が高いので、発電した電気は売電を主にしています。

10年を過ぎると売電価格が下がってしまうので、売るよりも消費に使った方が良いと言われています。

まだ悩んではいますが、蓄電池を購入して、出来るだけ太陽光で発電した電気を消費できるようにしたいと考えています。

それが実現できれば、電気代がかからない生活が送れるのかな?!と思っています。

太陽光パネル
  • 時期:2020年9月
  • 発電容量:9.45kW
  • 東向き
  • 蓄電池対応パワーコンディショナー
  • 売電価格:¥21.00 / kWh(発電設備容量:10kW未満)

太陽光発電についてはこちらもどうぞ↓

測定結果

一条アプリ』と『電力会社の電気使用量』を使って得られたデータをグラフにしました。

2020年9月~2021年3月までをまとめています。

太陽光発電量と売電量

図1 太陽光発電量と売電量

太陽光パネルによる発電量と売電量に加えて、日照時間を入れました。
日照時間は電力会社のHPから得たデータです。

冬季は12月が最も発電量が少なくなりました。

雪が降り積もるほどの天気は少なかったのですが、気温が下がるとともに発電量は低下していきます。

太陽光発電量と電気使用量

図2 太陽光発電量と電気使用量

i-smartの我が家で消費した電力量と太陽光発電量をグラフにしました。

電力会社から購入した電気量とデイタイムに消費した太陽光発電量を加えています。

2つ合わせることで、i-smartの我が家で消費した電力になります。

2つを比較すると、12月・1月以外の月は太陽光発電量が消費量を上回っていました。

理想的には、太陽光発電した電力量で、我が家の消費電力をまかなうことができることになります。

ただ、発電できない雨の日などは電気を購入することになりそうですが…


12月・1月は一年で最も電気を消費する時期です。

デイタイムについては、どの月も同じくらいでしたが、ナイトタイム・リビングタイムの消費量が多くなっていることがわかります。

電気料金と売電収入

図3 電気料金と売電収入

緑が電力会社に支払った電気料金で、オレンジが太陽光の売電収入です。

9月はまだ住み始めていないので、消費電力が少なく売電収入が多くなっています。

1月は検針日が年末の分を含んでいるので、多くなっているようです。

よって、1月は売電収入よりも支払った電気代の方が多くなりました。

年中、売電収入が電気代よりも多いとは限らないことがわかりました。

電気代の安いナイトタイムに電気を使用しようと心がけてきましたが、それでも電気代は多かったようです。

ナイトタイムの電気量と最低気温


いろいろデータを眺めていると、面白いグラフができました。

図4 ナイトタイムの電気量と最低気温の関係


その日のナイトタイムの電気量と最低気温の関係をグラフにしました。

グラフから、最低気温が低いほどナイトタイムで消費する電気量が多くなる傾向がわかります。

おそらく、エコキュートのお湯を沸かす電気量が多くなることと関係していると思いますが、どれだけ省エネを心がけても、気温はどうしようもないですよね。

冷たい水をお湯にするにはそれだけ、電気量が必要になります。

エコキュートは屋外にありますし、水道水も地中から来るので対策は難しいです。

i-smartの家であっても仕方のない部分ではあります。

まとめ

2020-2021冬季の我が家の消費電力についてまとめてみました。

高気密・高断熱住宅のi-smartの消費電力量は多かったでしょうか?

比較するのは難しいのでなんとも言えないのですが、それほど消費電力量は多くないのではないかと思います。

それでも床暖房+全館空調で家の中は寒さを感じず、冬を越すことができました。

服を着替える時やお風呂に入る時など苦にならなかったのは、驚きでした。

賃貸住宅に住んでいた時は、クーラーやデロンギヒーターを使って、部屋を暖めて電気量は多くなっていた記憶があります。

電気代を気にしてON/OFFをこまめに調節することはなくなりました。

家を快適にするために、暖房器具は欠かせません。

暖房に消費する電気を効率よく使うためには、やはり家の構造が高気密・高断熱であることが消費電力量を抑えることになると思います。



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