我が家に住み始めてから寒い冬を乗り越え、半年が過ぎようとしています。
実際に使用してレビューするにあたり、やはり『オープンステア』は外せません。
オープンステアのある家に憧れを持っていた私にとって、オープンステアは、「努力の結晶」「家のシンボル」のような存在でしょうか。
今回は、実際に使用してみたオープンステアのレビューをしたいと思います。
オープンステアを考える方にとって、疑問や懸念点などの解決に参考になればと思います。
メリット・デメリット思いつくだけ上げていきたいと思います。
前編として3つ項目を上げました。
オープンステア(リビング階段)
今回は、オープンステア(リビング階段)の特徴を3つ挙げました。
ちょっと想像してみると思いつくようなことかもしれません。
メリットともデメリットとも取れるので、理想の我が家がどんなものか想像してみるといいかもしれません。
また、オープンステアといっても、一条工務店で建てた我が家i-smartの場合なので、高気密高断熱・全館空調などによるメリットが大きいことは言うまでもありません。
間取り
間取りを考える初期段階からオープンステアを採用するかしないかで、間取りが大きく変わってくることは以前、紹介しました。
土地・方角などが影響してくる部分もあります。
詳しくは、こちらからどうぞ↓
顔を合わせる機会が多い
オープンステアは、毎日欠かさず使用します。
主に、朝と夜、寝室に行くために使用しています。
現状は休日でも、ほとんどリビング・ダイニングにいるので、使用頻度はそれほど多くはありません。
使用頻度は少ないですが、重要だと思ったのが『挨拶』です。
朝は、こどもと二人寝ぼけながら、1階に降りると妻が朝食の支度をしながら「おはよう」と挨拶してくれます。
夜は、妻とこどもが寝るために寝室を上がっていくときに「おやすみ」と挨拶をしてくれます。
こどもはまだ話せませんが、おやすみの目線を向けてくれ、階段を上がって見えなくなるまでこっちを見つめてくるのは、愛くるしいですね。
なにげないことですが、リビングにオープンステアがあることで、互いに顔を合わせることが多くなり、挨拶も自然とできます。
室内は寒くない
部屋を仕切る天井がないので、1階の空気も2階へ流れていきます。
そのため、「冷暖房効果が薄れて省エネに向かないのではないか」という懸念点があります。
実際住んでみると、室温はオープンステアがあっても、寒いと感じることは少ないです。
これは、全館空調のおかげであるところが大きいと思います。
常に換気されていますし、2階も1階も室温は一定に感じます。
ただ、床暖房の設定温度による部分もあり、冬の一番寒かった時期だと、朝一の1階の温度は21℃くらいになり、寒いと感じました。
21℃が寒いと感じるかは、個人差があると思いますが、普段の温度が23℃くらいなので、数℃の違いで快適さは変わってしまいます。
パジャマはスエットの上下一枚だけでしたし、もう一枚羽織れば十分じゃないでしょうか。
賃貸アパート時代に比べれば、雲泥の差で暖かいです。
1階と2階の音が届きやすい
オープンステアの懸念点のひとつに「音が伝わりやすい」ことがあります。
TVの音もある程度、寝室まで聞こえてきます。
外の雑音が聞こえない一条工務店の家なので、クローズアップされやすいところです。
逆に言うと、寝室の音も聞こえてきます。
一見、デメリットに感じますが、『赤ちゃんの声が聞こえる』というメリットを紹介します。
我が家は3人で寝室のベッドで寝ています。
寝る順番は、赤ちゃんが最初に寝るため、お風呂に入ったら2階のベッドに寝かしに行きます。
シングルベッド2つ並べてあり、ベッドフェンスをつけてあるので、寝ぼけてベッドから落ちる心配はありませんが、そこで、赤ちゃんに何かあったとき、赤ちゃんの泣き声が1階のリビングまで聞こえてきます。
おかげで、すぐに駆けつけることができます。
寝室の扉は少し開ける程度でも十分聞こえます。
2階の子供部屋は使っていないので、余計に聞こえやすくなっています。
メリットと考えるなら、オープンステアでよかった点です。
ボックス階段だと聞こえにくいかもしれません。
監視カメラをつける方法もありますが、我が家では必要なさそうです。
まとめ
半年使用したオープンステアのレビューを3つ紹介しました。
オープンステアを採用して失敗したと後悔するほどのことはまだ感じていません。
やはりオープンステアを採用できたのは、一条工務店の家だからということが大きいです。
高気密高断熱・全館空調・床暖房などなど、オープンステアのデメリットを打ち消すだけの性能があるので、メリットを感じることの方が多いです。
とはいえ、オープンステアは間取りの制限が多いので、それさえクリアできれば採用する価値は大いにあります。
続きは、また近いうちに紹介できればと思います。