間取りの段階からバルコニーの必要性について考えてきました。
今回は、実際に4ヶ月住んでみて、我が家のバルコニーの使い勝手や使用頻度、間取りの検討中には思いもよらなかったことなどレビューしたいと思います。
とりあえず設置しておこうと使用目的が明確でないバルコニーは、もったいないので、布団干し場として使えているのかどうか・気になる汚れ・見栄えなどなど、バルコニーの必要性について我が家の場合から参考にしてください。
東側バルコニー
i-smartで建てた我が家のバルコニーは『ファインバルコニー』で、北側と東側に2つあります。
今回は『布団干し』を目的とした東側のバルコニーについてです。
間取りの検討段階では、布団干しのためのバルコニーを大きさについて考えていました。
布団を干す必要なスペースを考えると、使い勝手がよくなります。
詳しくは、以前の記事を参考にしてください。
レビュー
測長
図面から、布団を干すスペースは360cm程度と予想していたのですが、実際測ってみると、380cmありました。
これにより、多少のゆとりができました。
布団2枚分は楽々ですし、布団・シーツ・掛け布団も一人分であれば、一度に干すことが出来ます。
また、幅は71.5cmですが、一人で作業する分には問題ない広さでした。
ものを置いてしまうと子供が上って転落なんてこともあるので、バルコニーにはできるかぎり物は置かないようにしようと思っています。
室内干しが当たり前になっている現状では、洗濯物干し用のものを置くことは考えていません。
雨の入り込み
太陽光パネルの屋根の一部がバルコニーにかかっているため、全面雨さらしにならないと思ったことが、東側バルコニーを採用した理由のひとつでした。
雨の日のバルコニーの様子を撮影した画像を見てもらうと、直接雨が入ってくる範囲は限定的でした。
バルコニー内に洗濯物を干しても多少の雨では濡れなさそうです。
想像していなかったのが、ファインバルコニーの下部です。
雨が手摺部分に当たって、滴り落ちて排水口に行く経路部分が濡れています。
ファインバルコニーの下部は隙間が開いているので、中に入ってくるようです。
i-cubeのコープレイならば隙間がないので、入ってこないと思います。
また、雨ざらしでないので汚れはさほど目立っていません。
窓ガラスも雨が当たる事が少ないので汚れにくいようです。
布団干しシートは注意が必要
布団をかける手摺は雨さらしなので、そのまま布団をかけると汚れてしまいます。
そこで布団干しシートを布団の下に敷くことで汚れずに布団が干せます。
実際に購入したのはこれです。
すべり止めとマジックテープで固定できるため、便利と思い購入しました。
大きさも掛け布団用であれば、敷き布団も干せるので大は小を兼ねるので、迷わずMサイズにしました。
準備万端といざ布団を干そうと布団を干したのですが…
マジックテープによって固定できるはずだったのですが、固定するためのスペースがないことがわかりました。
ずり落ちてしまうことはなさそうですが、残念ながらマジックテープの効果を発揮することはできませんでした。
若干、もったいないことをしてしまいました。
布団干しシートも種類があるので、ファインバルコニーに合うものを探してもらえればと思います。
それでも、布団ばさみはしっかり固定できそうなので安心はしています。
布団を干す頻度
布団を干す頻度は、冬場の今の時期では月1回使用する程度です。
全館空調のおかげなのか、布団が湿気でジメッと感じることは少ないです。
また、夏場でも汗をかくことは多くなさそうなので、布団を干す機会はそれほど多くないのではないかという印象です。
寝室が隣にあるので、すぐ干せる位置にバルコニーがあるのですが、ハニカムシェードを降ろしたままの状態であることが多いです。
余談になりますが、ファインバルコニーのおかげで、日光が十分室内に入り込むのでハニカムシェードを上げる必要もない状況です。
窓が大きく取れるのと、ファインバルコニーのガラスのおかげで、日光を遮るものがありません。
ファインバルコニーのよかった点です。
シェードの取り付け
我が家の庭は外構業者さんに頼まず、砂利を敷いただけの状態になっています。
出来るだけDIYでやっていこうと思っていて、やりたいことのひとつに、庭にシェードをつけたいと考えています。
そこで、ファインバルコニーの特徴を活かして、手摺下の隙間からシェードを取り付けられるのではないかと間取りの段階から想像していたのですが、見事、シェードを固定するために使用できそうです。
ここは、ファインバルコニーでよかった点です。
夏ごろまでに(ウッドデッキもできれば)取り付けてみたいと思っています。
加えて、リビングの軒下の役割もあるので、リビングの窓に雨は当たりにくく、汚れにくいです。
まとめ
我が家のバルコニーについて、実際に4ヶ月住んでみた、バルコニーの使い勝手や使用頻度、間取りの検討中には思いもよらなかったことなどレビューしました。
布団を干す場所としては問題なく使えており、3マスの大きさから4マスの大きさに間取りを変更した効果がありました。
太陽光パネルの軒下のおかげで、雨さらしでなくなり、バルコニーの欠点である汚れやすさはマシになっています。
使用頻度は、月一回程度の布団干しとなっていますが、シェードの取り付けとリビングの窓の軒下の役割もあるので、バルコニーの設置は無駄ではないと思います。