年末の大掃除で全館空調のフィルターの手入れをしました。
全館空調は24時間稼働しているので、フィルターの手入れは定期的にする必要があります。
今回は、「給気フィルター」の手入れをしてみました。
メンテナンスマニュアル
一条工務店から頂いた、『メンテナンスマニュアル』の中にメンテナンス方法が書いてあります。
「換気設備」内にあるのですが、我が家のデシカント装置と異なるものだったので、参考になりませんでした。
メンテナンスDVDもそうなんですが、設備がi-smartのものではないようで、実物と違うものが多いです。
このあたりの細かいところまで対応してくれるとありがたいのですが…ちょっと残念な点です。
フィルター交換方法を調べると、デシカント装置の蓋の裏側に説明書があったので、そちらを見ながら手入れしました。
手入れ
我が家のデシカント装置の位置は寝室横のクローゼット内にあります。
ちなみに、稼働中の音がうるさくて眠れないかと心配していましたが、何も問題なく眠れています。
デシカント装置内のフィルター
我が家のデシカント装置には、防虫袋と2枚の給気フィルターがセットになっています。
使用期限はそれぞれ1年程度の交換が推奨されています。
交換時は、デシカントの電源をOFFにして、この二つを取り出します。
防虫袋と標準のフィルターは10年分頂けたので、すぐになくなることはありません。
しかし、PM2.5対応型フィルターは2年分(4枚)しかないので、そのうち購入することになりそうです。
通常のフィルターとPM2.5対応型フィルターをローテーションすれば、12年分以上はありそうです。
PM2.5対応型フィルター
通常のフィルターは1年程度の使用期限に対して、PM2.5対応型フィルターは目が細かいのため使用期限は短そうです。
どれほど騒音が大きくなるのか、フィルター交換したら確認してみたいと思います。
フィルター交換の目安となる『お手入れサイン』が点灯するまでの期間は、住む地域によってバラつきがありそうです。
今年、推奨時期である3月~6月に使用してみて、『お手入れサイン』が点灯するかどうか確かめたいと思います。
『お手入れサイン』がつかなくても、どれだけの期間使用できるのか確かめたい気もしますが…
防虫袋
新品のものと4ヶ月経った防虫袋です。
思った以上に汚れていることがわかります。
4ヶ月でこの程度汚れるので、1年で相当な汚れになりそうです。
もうちょっと綺麗にならないか?!
水洗いは不可と書いてあるので、掃除機でフィルターの汚れが取れるか試してみました。
掃除機で試した結果
多少は取れましたが、袋になっているので掃除しにくかったです。
防虫袋については使い捨てで交換した方が手間がかからず良さそうです。
虫なども入っているので、中身を見ずにそのまま捨てるほうが無難のようです。
給気フィルター
標準のフィルターも1年での交換が推奨されています。
新品のものに比べると、4ヶ月で汚れは目立ってきています。
もうちょっと綺麗にならないか?!
こちらも水洗いは不可と書いてあるので、掃除機でフィルターの汚れが取れるか試してみました。
掃除機で試した結果
こちらもさほど綺麗になっていません。
ジャバラになっているので、掃除機では吸いにくかったです。
こちらも、『お手入れランプ』が点いたら新品に交換した方が良いのかもしれません。
試しに、給気フィルターは2つ入っているので、1つは掃除機で吸い、もうひとつはそのままの状態で元に戻してみました。
また、3~4ヶ月後の状態を確認して、掃除機で吸った効果があるのか検証したいと思います。
まとめ
年末の大掃除で全館空調のフィルターの手入れをしました。
365日稼動しているデシカント装置の「給気フィルター」はこまめな掃除は必要なさそうです。
汚れがひどくなると『お手入れランプ』がリモコンに点灯するようなので、忘れた頃にフィルターを交換することになりそうです。
ちょっとでもフィルター寿命を延ばそうと掃除機で吸ってみましたが、効果は薄そうでした。
掃除する手間に対して、あまり効果はなさそうなので、フィルターが汚れたら新品に交換するほうが労力がかからないと思います。
給気フィルターは10年分のストックがあるので、すぐになくなることはないと思いますし、PM2.5対応型フィルターも併用すればまだまだ在庫はありそうです。
一度、PM2.5対応型フィルターを使ってみて、効果がありそうなら、購入したいと思います。
給気フィルターを掃除機で吸ってどれだけ効果がもつか検証もしているので、結果が出たら報告します。