新築時の綺麗なお風呂も次第に汚れてきて、汚れてきたな~と思うのが、お風呂の鏡です。
2ヶ月も経つと次第に、曇りが目立ってきて、お湯をかけてもすぐ見えなくなってしまいます。
洗車好きの私は、車のフロントガラス同様に、
浴室鏡もクリアな視界にしたい!
と、思うようになりました。
そこで、洗車の知識も使い、お風呂の鏡にくもり止めの施工をしたいと思います。
塗りやすいくもり止めリキッド
今回初めてくもり止めを施工するので、レビューの多さとお手ごろな値段のものを購入してみました。
レックの『塗りやすいくもり止めリキッド』です。
車のフロントガラス用の撥水剤と違い、水を弾かずに水の膜を張る「親水タイプ」です。
車の撥水剤と違う点は、塗った後の吹き上げはいりません。
水アカとりパッドで下地処理(汚れ落とし)
車のフロントガラスの撥水加工する前には、下地処理(汚れ落とし)をすることが当たり前になっています。
フロントガラスは汚れているので、しっかりと汚れや水あかを除去する必要があります。
当然、浴室鏡もくもり止めを塗る前にしっかりと汚れを落とす必要があると思ったので、洗車でも使用しているカーオールの『水アカとりパッド』を使用しました。
スポンジと薬液がセットになっていて、水をつけて擦るだけで良く、簡単に汚れが落ちるので私は愛用させてもらってます。
『水アカとりパッド』のパッケージには、浴室鏡の汚れ落としとしても使えると書いてあるので安心して使えます。
施工方法
使用して2ヶ月経った、現状の浴室鏡です。
浴室鏡に水をかけると水を弾き、所々水滴が残っています。
アイロンのスチームで蒸気をあてると、全面くもってしまいます。
お湯をかけると一時的に見えるようになりますが、次第にくもっていく状況を再現しています。
1.下地処理(汚れ落とし)
『水アカ取りパッド』で表面の汚れや水アカを除去しました。
下地処理は(汚れ落とし)は、車のフロントガラスと同様に浴室鏡でも必要だと思います。
せっかく、くもり止めを塗っても、表面に汚れが付いていると効果が発揮されません。
下地処理(汚れ落とし)後は汚れが落ちて、水を弾かない状態(親水状態)になっています。
新築時は、汚れがなく親水状態を保っていたため、くもり難かったんだと思います。
2.下地処理後、乾燥
説明書には、乾燥させた後に塗布させるようなので、乾燥するまで放置しました。
水きりワイパーでサッと水分を取ってやったり、タオルで拭き上げてもいいと思います。
3.塗りやすいくもり止めリキッドを塗布
効果を検証するため、鏡の半分だけくもり止めを塗りました。
はじめ、液体が出ずに何度も容器を押していると、思った以上に出てきたので注意してください。
タテ・ヨコと塗り広げましたが、鏡をよく見ると液ダレのようになっている部分もあったので、塗りすぎると見た目は悪くなりました。
また、塗っていると表面に気泡ができましたが、乾燥するとなくなりました。
4.しっかり乾燥(吹き上げいらず)
車の撥水剤と違い、拭き上げはいりません。
表面の気泡はなくなって、鏡の上はうっすら白くなりました。
検証
未施工部分と比較
鏡全面にシャワーで水をかけた後に、アイロンのスチームで蒸気をあてると、『塗りやすいくもり止めリキッド』の方は、くもりませんでした。
未施工部分も汚れがないので、最初は水が残って、くもりにくかったのですが、次第に表面の水がなくなり、くもってしまいました。
画像は何も写っていないようにみえますが、鏡の表面は水で濡れています。
鏡の水切りをすると
浴室を清掃した後に、水切りワイパーでバスタブなどの水をきっているのですが、鏡は水をきらなくても良さそうです。
ワイパーで水をきってみると、くもり止めが薄くなるのか、親水状態を保つ時間が短くなったように感じました。
車のフロントガラスも、ワイパー部分は効果が薄くなるのが早いのと同じなんでしょうか。
1ヵ月後の状態
入浴中に浴室鏡に水をかけないと、まだら模様に曇っていることがわかります。
シャンプーなどの汚れがついて、水がはじきやすくなってきていると思いますが、水をかけてやると元通りになりました。
1ヶ月経っても、効果は持続しているので、すぐに効果がなくなることはなさそうです。
これも、下地処理(汚れ落とし)をしっかりやったおかげかなと、思います。
商品レビューで「すぐ効果がなくなった」とありましたが、下地処理(汚れ落とし)ができていないのではないかと想像しています。
まとめ
浴室鏡のくもり止めに『塗りやすいくもり止めリキッド』を施工し、その効果を検証しました。
くもり止めを塗る前に、しっかりと下地処理(汚れ落とし)をした方が、くもり止めの効果は持ちそうです。
浴室が汚れていくことは仕方のないことですが、汚れによって浴室鏡がくもっていくことはこのひと手間で回避できそうです。
毎日使うものなので、くもった鏡だと視界も気分もすっきりしません。
くもり止めを使って、綺麗な鏡を保ちたいものです。
また一歩、スマートな暮らしができるようになりました。
一度、試してみてはいかがでしょうか。