間取りを検討するためにまず考えていただきたいのは、
オープンステア(リビング階段)を採用するかどうかです。
階段なので、2階の間取りにも影響してしまうからです。
土地の大きさや道路側の向きによって様々な間取りが考えられますが、
その1では
オープンステア(リビング階段)の配置場所は限られる
ということを、我が家の場合で考えていただければと思います。

オープンステア(リビング階段)の特徴とデメリット
オープンステアはデザインが良く、開放感があって憧れました。
他のブログや、youtubeなどで見られる情報をピックアップすると、オープンステアはデメリットが多いとの指摘が良く見られました。
・室内の空調が逃げる
・リビングの音が2階にもれる(TVの音が聞こえにくい)
・リビングのにおいが2階にもれる
私はそんなにオープンステアは悪いと思っておらず、エアコンで暖房をつける家と違い、全館空調+床暖房で高気密高断熱の一条の家なので、デメリットは少ないと思うのですが…
オープンステアのレビューしました。
こちらも参考にしてください↓

オープンステア(リビング階段)の配置
実際にオープンステア(リビング階段)を検討した過程を見ていくと、
我が家の建つ土地の特徴は
・北側道路
・横長
ということから、南側には庭は配置しにくかったです。
我が家を模した図で考えてみます↓
①道路と玄関の位置
北側道路なので、北玄関になります。
1階には、お風呂、キッチン・ダイニング・リビングが配置されるので、太陽の日差しなどを考えると、南側にキッチン・ダイニング・リビングが位置するかと思います。
②日当たり
日当たりを考えるとダイニング・リビングは東側、キッチンは西側に位置します。
洗面所・お風呂も西側にまとめて配置することになります。
③オープンステア(リビング階段)の考えられる配置
オープンステア(リビング階段)は赤い領域が考えられます。
当然といえば当然なのですが、リビング階段なので、ダイニング・リビングの中に配置されます。
南側あるいは東側に位置させるか検討したのですが、最も日の当たる東側を階段でふさいでしまうのは、もったいないとのことで東側に配置する案はボツになりました。
④採用場所
結果、オープンステア(リビング階段)を設置するなら、南側のこの場所が最も良いとの判断になりました。
オープンステア(リビング階段)の検討は、ダイニング・リビングの位置でおおよその設置場所が限られてくるため、その場所で良いのか判断する必要がありそうです。
設計士さんにお願いしたオープンステア(リビング階段)を採用した間取りは、初期の頃からほとんど設置位置は変わっていませんでした。
設計士さんもいろいろなパターンの間取りを持っていると思うのですが、コンパクトな家となるとパターンは少なくなるのでしょうか。