年末の大掃除で全館空調のフィルターの手入れをしました。
全館空調は24時間稼働しているので、フィルターの手入れは定期的にする必要があります。
今回は、「排気フィルター」の手入れをしてみました。
メンテナンスマニュアル
一条工務店から頂いた、『メンテナンスマニュアル』の中にメンテナンス方法が書いてあります。
「換気設備」内にある「排気口の清掃手順」のひとつです。
家の引き渡しの日にも説明された項目でした。
引き渡し時の冊子には、「1か月に1度お手入れサインがでます」と書いていましたが、4か月経ってもそのサインはまだ見ていません。
また、営業さんに確認してみたいと思います。
手入れ
我が家は、2階の廊下に2か所、排気グリルが設置されています。
4か月経ったフィルターを見上げるとそんなに汚れているようには見えませんが…
排気グリル
排気グリルを取り出して、マニュアル通りに掃除機で手入れをしました。
2つを比べると、思っていた以上に汚れていることがわかりました。
掃除機で吸うだけでグリルはきれいになるので、毎月こまめに手入れをすれば問題なさそうです。
排気フィルター
次は、排気グリルの裏についている「排気フィルター」です。
排気フィルターも同様に掃除機で吸ってみると、それほど綺麗になっていませんでした。
半年で交換が目安となっているので、汚れるのが普通なのかと思います。
もうちょっと綺麗にならないか?!
水洗い可能だと書いてあるので、試してみました。
排気フィルター(水洗い)
排気フィルターを食器洗い洗剤をつけて水洗いしてみました。
黒く汚れていたフィルターは、綺麗になりました。
水洗いだけでも綺麗になりそうでした。
ところが、よくフィルターを見てみると…
水洗いでの注意点
排気フィルターを見てみると、厚みが薄くなっていることがわかりました。
何も気にせず排気フィルターをゴシゴシとスポンジのように揉んでしまうと、フワフワしていた状態から固く薄くなってしまったようです。
ですので、水洗いする際は、力を入れて洗うことは避けたほうが良さそうです。
水洗いを繰り返していけば次第に固く薄くなってしまいそうなので、フィルターの寿命を延ばせても1年くらいか?!と考えています。
まとめ
年末の大掃除で全館空調のフィルターの手入れをしました。
定期的な手入れが必要な「排気フィルター」はこまめに掃除機で吸い取れば綺麗になります。
それでも、汚れがひどい時やフィルターを少しでも長持ちさせるためには、水洗いの清掃で汚れが落ちます。
水洗いをする時は、フィルターをゴシゴシと洗わずに、フワフワした状態を保つようにやさしく洗うことに注意してください。
排気フィルターは半年で交換が勧められているので、使い続けて新品の状態のものとあまりにも違いがあるようなら交換してしまえばいいと思います。
水洗いをすれば、排気フィルターの延命ができるはずです。
とはいえ、排気フィルターは10年分のストックがあるので、すぐになくなることはないと思います。