一条工務店のイベントの一つ、一条ラボについての話です。
住宅展示場にあるモデルハウスで、ある程度の設備、たとえばLow-Eガラスやハイドロテクトタイルについて、ひと部屋の実験スペースで説明を受けると思います。
ところが、この一条ラボは、大阪南港にあるATCビル内にあるショールームで、まるごと一条工務店の家の実験施設のようなところです。
他の住宅メーカーが工場見学で生産現場を見に行くのとは少し違い、家造りの知識を養うことができます。
一条ラボツアー
住宅展示場に集合し、貸し切りバスで一路、大阪南港ATCへ。
参加していた人たちは、私たち夫婦以外は、みなさんお子様連れの夫婦ばかり4組ほどでした。
年代的には同じ世代30代前後でしょうか。
車内では、お菓子や飲み物も配られ、お子様連れの家族にとっては、遠足気分を味わうことができます。
ある住宅メーカーの話なんですが、バスの車内で「自己紹介お願いしますー」っとマイクを順番に回されそうになったことがあったのですが、マイクトラブルで中止になりました 笑
そんな経験をしていましたので、バスの車内では、どうなることかと思いましたが、営業さんの紹介と会社紹介の映像を観るぐらいで、静かに過ごせました。
これも社風なんでしょうか。
場所
場所は、何度か訪れたことのある、南港ATC、インテックス大阪の近くにある商業施設です。
有名なめんたいパークがあるフロアになんと、一条ラボがあるんです。
当時、隣では、おしり探偵のイベントも開催されており、テーマパークの中にあるようでした。
この一条ラボは、予約制ですので、勝手に見学はできないそうです。
詳しい内容は、HPを確認いただければと思います。
館内には様々なコーナーがありますので、その中から印象に残ったものを2つ挙げます。
シアターがあったのですが、時間の都合上、はるばる地方から来ているので観ることはありませんでした…
体験イベント①「耐震強度コーナー」
ツインモノコック工法の紹介
橋渡しにした木材の上を歩くとき、釘を打っていない木材と、釘を打った木材の上を歩きます。
木材に釘を打った方がたわむことなく、しっかりしています。
木材に釘を打つ数によって強度は増していきます。
鉄骨や筋交いと強度を比較しましたが、差はあまりないことがわかりました。
体験イベント②「ヒートショック・床暖房」
印象に残ったのはヒートショックを体感するコーナーです。
暖かい部屋から冷たい部屋に行くときに血圧の上昇を自分で体験します。
血管が縮まり、血圧は上昇するのですが、これが家の中であるとぞっとします。
また、床暖房とエアコン暖房の違いを温度チェッカーではかりながら、床暖房の良さを体感する施設もあります。
床暖房では、部屋内の温度差が上部と下部では差が少ないことがわかりました。
エアコンであれば、部屋内の空気は循環させないとムラが出来てしまいます。
その床暖房でびっくりしたのが、床を流れる水の温度です。
25℃の設定温度って、触ると冷たいんです。
当たり前のことを書いているのですが、これはヒーターのような熱源ではないということです。
床暖房といえば電気毛布のように暖めるもんだと思っていたのですが、25℃の水なので暖房というイメージはそこで変わりました。
冬になれば外気温が氷点下になると考えると、25℃で十分なんですね。
まとめ
一通り、ショールーム内をめぐりながら、家という建物について勉強できます。
もちろん、一条工務店について高断熱・高気密だけでなく、耐震や太陽光やその他いろいろ理解できます。
館内は撮影禁止だったので、詳しくはパンフレットやご自身で体験していただければと思います。
そんな一条ラボツアー、もちろん昼食が出ますので、遠足気分で参加でき、楽しく過ごせる週末になると思います。館内はドリンク飲み放題です。 笑
体験型の施設なので、お子様がいるのであれば、建物を生産している工場見学もいいですが、ドリンクを飲みながら遊べるこちらの方がおすすめだと思います。