賃貸アパートに住んでいる時から、節水+αの目的でシャワーヘッド『ボリーナワイド』を使用しています。
節水のために水圧が弱くなるのは仕方がないんですが、賃貸アパートのエコキュートでは水圧が弱すぎて不満に思っていました。
そこで新築のエコキュートを選ぶときは、高圧タイプにオプションで変更しました。
果たして、シャワーヘッド『ボリーナワイド』の水圧の問題は解決されたのか、我が家で確認してみました。
ボリーナワイド
賃貸アパートに住み始めてから節水を心がけるようになり、節水タイプのシャワーヘッドを探していました。
いろいろ調べると、節水だけでなく美容や洗浄効果を期待するものがあることがわかったので、それなりに値段はしますが、長い目をみれば効果は大きいだろう購入を決めました。
購入したのは田中金属製作所の『ボリーナワイド』です。
当時は、節水+洗浄効果を期待して購入し、賃貸アパートで使用していました。
詳しい説明は省かしてもらいますが、ウルトラファインバブル効果で洗浄+保温に期待できるそうです。
目的は節水でしたが、せっかくであれば+αを期待していました。
洗浄効果なのかわかりませんが、シャンプーの泡立ちがよくなった気がしますし、髪の毛に艶が出ているように思います。
エコキュート高圧タイプ
我が家の給湯器は三菱電機製のエコキュートです。
給湯器を選ぶ時に気にしていたのはやはり水圧だったので、とにかく高圧タイプが欲しかったです。
標準タイプからグレードアップすると+¥34000の費用がかかります。
これで水圧が強いなら、必須のグレードアップだと思いました。
加えて、「バブルおそうじ」機能がつくので自動で配管をきれいに保てます。
賃貸アパートのエコキュート
賃貸アパートのエコキュートが、どのメーカー・タイプか調べてなかったのですが、妻によく
水圧が弱い!
と、めちゃくちゃ言われました。
実家のシャワーに比べれば、貧弱レベルだったそうです。
冷水だけ出すと、ものすごい水圧だったのですが、お湯にすると極端に水圧が弱くなってしまいました。
苦肉の策で、少し冷水の量を増やせば水圧は上がったので、給湯温度を45℃程度まで高めに設定していました。
それでも、弱いと言われていたので、新築なら高圧タイプにしようと決めていました。
さらに、一条工務店では『1日宿泊体験』ができるので、家からボリーナワイドを持っていき、水圧のチェックをしていたので、おそらく大丈夫だろうと思っていました。
宿泊体験についてはこちらからどうぞ↓
検証
今回は、i-smartのスマートバスで標準に付いているシャワーヘッド(KVK製)と比較しました。
ボリーナワイドと大きさを比べると、少し大きく、止水ボタンが付いています。
重さはボリーナワイドの方が軽くなっています。
1.水圧
実際にお湯を出して確認してみました。
ボリーナワイドは、「ワイド」となっていますが、それほどワイドにお湯が広がらないことがわかります。
スマートバス標準のシャワーヘッド(KVK製)は、3種類の吐水があります。
「eシャワー」「ハードシャワー」「ムーブシャワー」
ボリーナワイドの吐水は「ハードシャワー」の出方に近い感じがしました。
ボリーナワイドの水圧は、「ハードシャワー」と比較すると弱い感じはしましたが、「eシャワー」と同じくらいかなと思いました。
肌にあたる感触は、ボリーナワイドの方が好きでした。
結果、ボリーナワイドの水圧は標準ヘッドと同程度に感じられました。
ボリーナワイドに付替えても貧弱な水圧とならず、水圧は問題ないことがわかりました。
2.節水
せっかくなので、2つのシャワーヘッドの節水効果も確認してみました。
こちらが結果です。
見えにくいと思うんですが、容器に入っている線の上1cm程度までお湯が溜まりました。
びっくりしましたが、どれも水量はほぼ同じでした。
15秒間で約2Lだったので、1分間にすると約8Lになります。
意外とシャワーの水量は多いことがわかりました。
測定時間を延ばせばもう少し差が出るかもしれませんが…この2つのシャワーヘッドの差は何十%もあることはなさそうです。
ちなみに、下の蛇口から出した場合、5秒間で約1.5Lだったので、1分間では約18Lになりました。
ボリーナワイドとスマートバス標準のシャワーヘッド(KVK製)を比較すると、節水効果はほぼ同じであることがわかりました。
スマートバスは節水もしっかり出来ているようです。
まとめ
心配されていたボリーナワイドの水圧と節水効果の確認をしました。
我が家は、住んでいた賃貸アパートのようにボリーナワイドに付替えても水圧が弱くなることがありませんでした。
一条標準のシャワーヘッド(KVK製)でも十分な節水効果が期待できますが、+洗浄効果となるとボリーナワイドを使用する価値はあると思います。
余談ですが、賃貸アパートに住んでいた時の水道料金のシステムがいいかげんだった
ことを思い出しました。
それは、水道使用量が5m3(立方メートル)使っても10m3(立方メートル)使っても請求金額は同じだったんです。
使った量ではなく、ある程度の水量を使用しないと請求される金額は増えないシステムだったので、年中請求金額は一緒でした。
夫婦2人で使用する量は、さほど多くないので、節水してもしなくても同じというのは賃貸アパートに住んでいる時に不満に思っていたことでした。
ボリーナワイドと一緒にこちらも検討してはどうでしょう↓