住宅展示場にあるハウスメーカーから地元のローコストハウスメーカー、建売ハウスメーカーまで、数多くハウスメーカーがあります。
その中で今まで私たち夫婦が検討してきたハウスメーカーについて、私の個人的な印象や出来事も紹介できればと思います。
批判的なことは書かないように注意するのと、担当の営業さんによって印象は左右されてしまうと思うので、ぜひ自分の目で確かめて頂ければと思います。
住宅展示場にあるハウスメーカー
ヘーベルハウス
初めて訪れたハウスメーカーでした。
住宅展示場の中でも、モデルハウスがしっかりしている印象で最初に訪れてみたくなる外観をしていました。
ハウスメーカーの中でも上位にランクインするほど、素敵な住宅という印象です。
何も知らない私たち夫婦に営業さんから家造りについて色々教わりました。
鉄骨とALC(へーベルコンクリート)の頑丈なイメージで、旭化成のグループ会社でもあり、耐震も家の性能も申し分ありません。
ロングライフ住宅として30年~60年を見据えているため家に対する価値観は、へーベルハウスが基準となってしまいました。
他のハウスメーカーと比較するにはちょっと基準が高くなってしまいました。
ロングライフ住宅見学会
へーベルハウスの築30年と新築の家の見学会、さらに建築途中の現場を訪問する内容でした。
築30年の家と新築に住んでいる人へのインタビューができましたが、品のある人たちだったな~と感じましたね。駐車スペースにある車は、国産ではありませんでした。
イベントは豪華で、食事はホテルのビュッフェで、お土産もたくさん頂きました。
時間に余裕がある方なら、ぜひ一度イベントに参加してもらえれば、おいしい食事もできます。
もう一回、住宅展示場を巡るなら、へーベルハウスは訪れたいですね。
ただし、性能は申し分ないのですが、予算オーバーで断念しました。
セキスイハイム
CMでもよく観かけるハウスメーカーです。
きっかけは、イオンのイベント広場にて「モデルハウスを抽選で一名に譲ります」のキャンペーンにつられて訪問しました。
住宅展示場で説明を受けたものの、モデルハウスの抽選会は、後日の工場見学会の後のため、それまでの間に住宅見学や土地探しのサポートをしてもらいました。
新人の営業さんが担当
イオンのイベントの時から、新人の営業さんが担当してくれ、一生懸命説明してくれたんですが、その後、仕事を辞めてしまったようです。
一生懸命聴きましたし、悪い態度はしてなかったと思っているのですが、教育をしていた先輩の方が引き継いでくれたものの、気まずくなってしまいました。
想像するに、住宅展示場にいた営業さんたちは、体育会系のノリの人が多そうなイメージでしたので、そのノリについていけなかったのかな~と勝手に思っています。
たとえば、工場見学時のバス車内では、展示場の営業さん総出で車内を盛り上げようとしてくれました。
その勢いで「自己紹介をお願いします。」と、私たちにマイクが回ってきそうになったのですが、機械トラブルで、回避することができました。汗
また、打ち合わせ終わりに必ず一通の手紙が新人の営業さんから送られてきましたので、ノルマがあるのか…大変そうでした。
工場見学会
一日かけて製造工場での見学会になりました。
近畿各地から見学に訪れており、この段階で、モデルハウスが当たることは無いだろうと思ってしまいます…元々、諦めてはいましたが…
工場では、家が造られているというよりも自動車が作られているような製造ラインで、自動溶接装置などオートメーション化されていたり、四角いボックスの単位で製造されるので、外壁タイルなどの取り付け位置は誤差が小さく、現場で取り付ける場合と比較すると、精密に製造できることが特徴です。天井も下にして設置していました。
鉄骨フレームで作られた地震体験装置を体験しましたが、耐震性能は申し分ありません。
鉄骨のセキスイハイムの家は、一条工務店よりはちょっと高めな家とイメージしています。
ミサワホーム
一条工務店の隣にあった蔵のあるハウスメーカーで、知り合いのおじさんの紹介がありました。
蔵をどう活かすかが特徴でしょうか。
土地情報について、いろいろアドバイスをもらい、造成地の情報などをもらいましたが、それほどガンガン来る営業さんではなかったため、天気の子のタイアップもあり、グッズをもらって帰りました。
住宅展示場以外のハウスメーカー
住宅展示場以外にもハウスメーカーはあります。
CMでよく観るローコストハウスや建売のハウスメーカーなども検討しました。
地元ローコストハウスメーカー
地元では有名のハウスメーカーで、住宅展示場にあるハウスメーカーと比べると、やはり家の性能は見劣りしてしまいます。
しかし、強みは土地の立地場所にあります。
土地の造成からやっているので、魅力のある立地で仮契約寸前までいったものの、住宅性能で劣ることや知り合いのおじさんの勧めもあり、交渉はストップとなりました。
いわゆる、建築条件付の土地なので、建築条件を外し、他のハウスメーカーの家を建てることは難しいようです。
立地か家の性能かを天秤に吊るした場合、家の性能に傾いていました。
建売ハウスメーカー
分譲マンションを販売する有名な会社 S のグループ会社の建売ハウスメーカーでした。
建売の住宅を販売していて、最後の住宅の販売を残している状況で現地の案内場(プレハブ)に行きました。
建売なのですぐ現場を見れます。
受けた印象としては、営業さんの営業がすごいことでしょうか。笑
話が上手なので、「断る理由がないでしょう?」というようなタイプの営業さんだったので断り難いことといったら、すごかったです。
電話もよくかかってきますし、営業パワーがすごい印象でした。
最後の住宅なので、値引きというか100万円分の家電を成約してくれればプレゼントみたいな裏技のような口説き文句もありましたね。
まとめ
今まで検討してきたハウスメーカーの個人的な印象と感想をまとめてみました。
住宅展示場にあるハウスメーカーをすべて回っていないものの、上記の数だけで4ヶ月ぐらいかかっています。
前編の住宅展示場活用編から、ライフプランがおすすめと書かせてもらいましたが、ハウスメーカーの価格帯、いわゆる坪単価を参考に、ある程度ハウスメーカーは絞りこんでおいた方が良いと思います。
時間に余裕があれば、憧れのモデルハウス・イベントに参加してみるのもありです。
最後に、大切なことが2つあると思っています。
ひとつは、最初の頃は、ハウスメーカーの営業さんも土地がないことには具体的な話が進みませんので、土地を探せと急かされることもあるかと思いますが、土地はタイミングもあるので焦らず決めることです。
もう一つ大切なのが、交渉ごとで断ることが苦手な私は、妻にその役目をお願いすることが多かったと個人的に反省していますので、断り方もしっかり決めておいて、営業さんに押し切られることのないよう注意しましょう。
心苦しいですが、自分たちのためなので頑張ってください。