建築スケジュールも延期になり、眺めるのは図面だけなんですが、いろいろと考えてしまって、まだ間に合うと思って設計変更を試みた話です。
タオルが臭う…
日々のお洗濯でタオルがくさいのは嫌ですよね。
子育てで毎日洗濯しているのですが、タオルのにおいが気になっています。
タオルのにおいと設計変更がどう関係しているのか疑問をお持ちだと思いますが、洗濯の仕方=設計変更によってタオルのにおいが解決できるのでないかという話です。
具体的には、洗濯機用水栓に混合水栓を採用することによって解決できると思ったからです。
我が家の対策
タオルのにおいを解決するいい方法がないかと調べてみると、菌を滅菌してしまおうという方法があります。
昔、ためしてガッテンでやっていた内容です↓
梅雨を快適に!いや~な部屋干し臭 一発解消SP
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20170614/index.html
つけ置きで漂白剤につける方法などもありましたが、お湯で洗うことで洗浄力を高めて汚れを落としやすくすることが手間無くできると考えていました。
対策① お風呂の残り湯を使う
水よりもお湯で洗うことで、洗剤の洗浄力を高めようというものです。
我が家のイメージしていた洗濯方法は、お風呂の残り湯をつかって節水もできると考えていました。
一条工務店のバスタブは「6時間経っても約1℃しか下がらない」と宣伝しているように、翌朝のお風呂の残り湯でも40℃前後でキープできているはずなので、節水もかねて一石二鳥と想定しています。
対策② 温水洗浄対応の洗濯機
最近、40~60℃のお湯で洗濯できる温水洗浄機能のついた洗濯機が登場しているため、次、洗濯機を買い換えるなら、これにしようと思い描いていました。
しかし、よくよく調べてみると、40~60℃のお湯にするにはそれなりの電気が必要です。
エコキュートで貯めたお湯を使用せずに、洗濯機内で温めるのは、もったいない気がしてきます。
しかも、水道水を温める時間が洗濯時間に含まれることで洗濯時間が延びることがわかったので、効率が悪くなりそうでした。
混合水栓に設計変更を相談
当初は、対策①で十分と考えていたのですが、対策②の洗濯機は家電ですし、故障あり買い換えありと、コストも後々かかってきます。
混合水栓のメリット
そこで考えたのが、洗濯機に使う水を水道水ではなく混合水栓にしてお湯にすれば、洗剤の洗浄力を上げて汚れを落とす期待と、お湯で洗浄できる上位機種の洗濯機を買わずに済むコストも抑えられます。
混合水栓のオプション代は2万円弱です。
現状では、温水機能のついている機種とついていない機種では、5~10万円前後の差があります。
上位機種の温水洗浄機能のついた洗濯機を買うのではなく、温水機能がついていない機種でも混合水洗を使えば、コストが削減できると考えました。
普通の洗濯機でお湯を使って洗うことができるので、混合水栓にするメリットがとても多いのではないかと思いました。
設計変更を相談
混合水栓のオプション代は2万円程度であったので、最終承認の判を押していたものの、設計変更による手数料を払えば、さほど高くないだろうと思い、営業さんに相談しました。
その結果、値段を聞いてびっくりしました。
単水栓から混合水栓に変更するのに10万円の費用がかかるそうです。
どうですか?せいぜい5万円程度と思いきや、10万円です。笑
これはさすがに高すぎるなと…もちろん最終承認の判を押したのは自分ですので悪いのは自分なんですが…
内訳は、
混合水洗のオプション代 2万円
設計変更手数料 3万円
申請書類の変更手数料 5万円
ちょっと予想外だったのですが、結果、混合水栓はあきらめることにしました。
まとめ
最終承認後の設計変更には余計な出費がかかります。
どうしても変更したい場合は、手数料として費用が発生してしまい、オプションを付けようか迷っていた頃に戻りたいと後悔することになってしまいます。
少しでも、予算を削減しようと悩んで決断してきたのに、変更手数料だけで、泣く泣く断念したオプションが付けられるほどの金額です。
後悔といえば後悔ですね。
私のように家が建っていない段階で後悔しているの人は珍しいかもしれません。笑
後悔しないように注意して設計するのは難しいかもしれませんが、オプションを考えるきっかけとして参考にしてもらえればと思います。
後悔の1つや2つあったとしても、生活できますし、ちょっとタオルが臭うくらいです。
番外編~部屋干しでタオルは臭う?~
部屋干しに限らず天日干しでもタオルのいやな臭いは、乾燥するまでに菌が増殖してしまうことも原因の一つだそうです。
この菌が増えないように早く乾かしてしまう必要がありますが、約5時間以上経ってしまうと、臭いがするそうです。
i-smartの家の部屋干しで果たしてうまくできるのかどうか検証してみたいですね。