前編で、パナソニックのあかりプランにより理想の照明を考えて、設計士さんにお願いしようと意気揚々と照明の打ち合わせに臨んだ結果、採用した照明図面をこの後編でお話します。

あかりプランの内容を採用してもらうぞ!
パナソニックあかりプラン
前編でパナソニックのあかりプランの照明図面を紹介しました。
詳しくはこちら↓
ダウンライトを組み合わせることによって様々なシーンを想定して、おしゃれな空間を演出することができます。
採用した照明図面
では、実際に採用した照明図面をご覧ください。
黄色いマークが採用した場所で、青いマークはあかりプランの図面位置です。
1階の照明図
ダイニング・リビング
あかりプランで3連のダウンライトとTVの後ろ壁にあかりを当てる間接照明のような使い方になっていましたが、結果、シーリングライトに置き換わることになりました。
あかりプランとショウルームで照明の数や壁から何センチがいいなど検討したことが水の泡となりました。 笑
キッチン
設置箇所に変更はありませんが、キッチンの上のライトはペンダントライトに変更をしました。
照明で唯一といってもいいくらいの変更点で、好みのペンダントライトにすることで、我が家のオリジナリティーが少しでも出せるポイントと思います。
和室
4つのダウンライトは和室の雰囲気にあわせて、四角いシーリングライトになりました。
2階の照明図
寝室
間接照明で雰囲気のある寝室にしたかったところなんですが、こちらもシーリングライトになっています。
6つの照明がひとつのシーリングライトとなり数が減少しました。
子ども部屋
変更無しで、シーリングライトを設置しました。
オープンステア+廊下
オープンステアの壁の上部には、大きな窓が取り付けてあったことから壁には照明はつけず、天井にダウンライトを設置しました。
かってにスイッチを採用することで、廊下のあかりは自動で点灯するようにしました。
シーリングライトに大幅変更した理由
実際に採用した照明図面がどのようになったか、期待してご覧頂いた方には申し訳ありません。
私自身も、無念ではあります。
あかりプランで我が家の理想の照明を灯し、家族団らんの和気あいあいとした生活を思い描いていましたし、はるばる大阪のショウルームに出かけて照明の説明を受けに行った手前、成果が出ないことは避けたかったのですが、結果、シーリングライトになるとは…現実は厳しいです。 笑
なぜ、シーリングライトに大幅に変更したのかというと、主に2つの理由がありました。
1.予算
照明に関しては、オプション扱いになります。
キャンペーンというか、一条のオリジナルとしての照明については、低価格の設定になっているので、追加・変更をすると、費用が増えていくことになります。
例えば、部屋に一つのシーリングライトに対して、ダウンライトを設置する数が増えると、増えた分費用がかかり、価格差がどんどん広がっていきます。
照明の費用はカタログに載っている価格から半額になるとのことですが、ダウンライトひとつで安くても4~5千円になるので、けして安いものではありません。
加えて、調光対応のスイッチ・ダウンライトとなるとさらに費用がかかっていました。
2.使い勝手(調光)
多少の費用アップは仕方がないと思っていましたし、おしゃれな空間になるとアピールをしたのですが、使い勝手(調光)の部分で考えされられることが多かったです。
使い勝手(調光)は、シーリングライトに分があると言えます。
シーリングライトはリモコンで調光ができますが、
ダウンライトは、調光スイッチ〔リモコン〕が必要で、さらに調光可能なダウンライトが必要になります。(このダウンライトが結構高いんです。)
また、ダウンライトをいくつものパターンで組み合わせ、リビングの使用シーンにおいて使い分けができるのですが、
例えば、映画を観るパターンでのやりとりで↓

映画そんなに観るの?

観るかもしれん…
あいまいな表現通り、確かに趣味が映画鑑賞ということもなく、たまに観る程度です。
TVの後ろを照らす照明は、確かに観やすいですが、頻度を考えると強くアピールすることができませんでした。
様々なシーンを想定して調光を調整することが少なく、明るさ調整ぐらいが想定されるので、シーリングライトの方がリモコンでささっと変えられる方が使い勝手が良いのではないかと思いました。
加えて、和室・ダイニング・リビングと同じリモコンで調整できることもシーリングライトを採用した理由の一つでもあります。
照明図面のこぼれ話
ちょっと議論になったのは、オープンステアから廊下にかけての照明でした。
懸念していたのが、夜間にトイレに行くときに廊下とトイレのあかりが眩しくて、目が覚めてしまうのではないかと伝え、足元灯が付けられないかと相談しました。
設計士さんは勝手にスイッチを使用していることと、ダウンライトはそれほど眩しくないとのことで、足元灯を付けなくてもいいと言われたので、採用はしなかったのですが、果たして眩しくないのかレビューできればと思います。
まとめ
結果的には必要最低限のコストと使い勝手を考えて、シーリングライトを採用することが多くなりました。
おしゃれな照明を採用するにはコストがかかるものなんだとしみじみ感じます。
シーリングライトも音楽の聞けるものやプロジェクターがついたものなどがあったのですが、言わずもがな採用はできませんでした。笑
パナソニックのショウルームに出向き、散々おしゃれな照明を見てきた苦労は今では良い思い出です。
それでも、あかりプランで我が家の理想の照明を考えるのは楽しいので、是非ともオススメしたい方法です。
理想と現実を天秤にかけて大いに悩んでもらえればと思います。